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外科技術紹介

ステント術(鎖骨下動脈ステント)

鎖骨下動脈狭窄症のStentによる拡大術(PTA)

椎骨動脈起始部狭窄の症状
●意識消失発作、痙攣
●頭痛、頭重感、頭がボーとする











患者さまは寝台に上向きで寝ていただき、術中はそのままでいていただきます。
まず、ガイドワイヤーというカテーテルを挿入するための極めて細い管を、大腿部から挿入していきます。
十分にワイヤーが通ったら、カテーテルを挿入します。



この術式では、血管の状態を診るために超音波カテーテルを使用しています。
超音波カテーテルが目的の位置に固定できたら、次はステントを挿入するための通常カテーテルを挿入していきます。



途中で位置の確認のため撮影を行ないます。
超音波カテーテルで血管の太さ(経)を測定して、サイズに合ったバルーン、ステントを決定します。








カテーテルが挿入できたら、しっかり固定してバルーンという狭窄した部位を押し拡げるものを挿入します。
狭窄部位に到達したら、バルーンを膨らませて狭窄部位を押し拡げます。
十分に拡がったらステントを挿入します。



ステントの設置が終わったら、ステンとの位置と大きさが適切かどうか、確認の映像を撮影します。



ステントの確認ができたら、ステント術は終了です。


当院でステント術を受けられた患者様の手記

平成17年10月18日、東京に旅行中に初めて発作をおこした。
夜、ホテルでの会食中に気分が悪くなり、自室に戻ろうとして席を立った。レストランを出たところで座りこむように倒れた。すぐ意識を取り戻し、エレベーターに乗った。エレベーター内で、またも意識を失う。再び意識を取りもどし、エレベーターを出たところで、もう一度倒れた。しばらくすると意識が戻ったので、部屋に入り、ベッドで休んだ。
19日、無事帰宅。普段と変わりなかったので、いままで通りの生活をしていたが、21日夕方、立ちくらみがしてふらつきがあったので、22日高杉病院に行った。
すぐ検査をしたところ、脳血栓がみられると言われ、入院をすすめられた。
24日から64日間の入院生活が始まった。1日3回の点滴と投薬治療が始まった。11月10日、右手から血管造影検査をしたが途中で血管がつまっていたので断念。11月17日、左手から血管造影検査をすると、10日の時にはつまっていた部分が流れ出していることがわかった。血管が細くなっているところを広げるために、12月14日ステント手術をうける。無事成功。12月26日退院する。
以後、通院による点滴、投薬治療と食事を改善している。めまい、頭痛、肩こりがとれた。しばらくは体力が回復しなかったので、よく風邪をひいていたが、現在は体力も回復している。
食事も野菜中心として、天ぷら、牛肉、麺をひかえたのでダイエットもでき、体が軽く動きやすいのでステント手術を受けて良かったと感謝しています。

外科技術:2012年05月30日
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高杉内科外科小児科脳外科

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FAX:088-642-7478

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